武徳殿(ぶとくでん)

  昭和13(1938)年建築。石造基壇の上に東西棟で建つ。切妻造、桟瓦葺、木造平屋建であるが、主屋根の4周に下屋を廻しており、下屋付け根上に高窓を配する。内部には50畳敷規模の剣道場と柔道場を収める。主屋根中央の千鳥破風(※1)と入母屋造の車寄を重ねた正面の構えに特徴がある。建築面積は571平方メートル。

   ※1 ちどりはふ:屋根の中途に設けた三角形の入母屋破風
  

   

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