旧井口三番浜丸樋(きゅういぐちさんばんはままるひ)
井口四番浜南丸樋(いぐちよんばんはまみなみまるひ)
井口四番浜北丸樋(いぐちよんばんはまきたまるひ)
旧井口三番浜丸樋は、芸予諸島大三島の東岸に位置する塩田施設の海岸線と塩田跡が接する堤防沿いに築かれた石積建造物で,塩田の余水排出を目的に築かれました。外側を半円状に張り出した石造壁が、海水の出入を確保しつつ風浪による樋の損傷を防ぐ役割を果たしました。
井口四番浜南丸樋は,旧井口三番浜丸樋の北側にあり、花崗岩を用いた空積の構造物です。下部を谷積状に積み、上部を布積み状に築いています。
井口四番浜北丸樋は、井口四番浜の北側、堤防が海岸線から内陸に降り曲がる一辺に設けられています。半円状に張り出した花崗岩の建造物で、ほぼ垂直の壁面を谷積状に築いており、現在も排水機能を果たしています。
旧井口三番浜丸樋
井口四番浜南丸樋
井口四番浜北丸樋
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