旧平礒水底線陸揚室(きゅうひらいそすいていせんりくあげしつ)
昭和2(1927)年建築。大分県佐賀関町からの通信用海底ケーブルを陸揚げした施設。花崗岩の切石を布積(※1)した石垣の上に、鉄筋コンクリート造平屋の上屋を築く。入口のアーチ状庇や窓枠のタイル使いなどに当時のモダニズムがよく表現されている。
※1:ぬのづみ。石材の形を揃え、各段の高さを水平に揃えて積み、横目地が一直線になる積み方。
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