平成22年度全国学力・学習状況調査結果(愛媛県公立)

 平成22年4月20日(火)に実施されました全国学力・学習状況調査結果について、PDFファイルで閲覧することができます。 
     愛媛県調査結果の概要(公立学校)    平成22年7月  PDF: 21KB
     愛媛県調査結果(公立学校)         平成22年8月  PDF:259KB  
      愛媛県調査結果の概要(保護者の皆様へ)平成22年9月  PDF:206KB
 
1 全国学力・学習状況調査の実施状況について
(1) 調査の目的
  ア 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習
   状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
  イ そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
  ウ 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。

(2) 調査の対象
    小学校第6学年、中学校第3学年の児童生徒

(3) 調査方式
  ア 文部科学省が調査対象として抽出した学校における調査対象学年の全児童生徒を対象として
   全国的な抽出調査を行う。
  イ 抽出調査の対象以外の学校については、学校の設置管理者の希望により、抽出調査と同一
   問題の提供を受け、希望利用することができる。この場合において、問題の提出後の採点等は、
   学校の設置管理者の責任の下で行うこととし、希望利用による調査結果は、抽出調査の集計に
   は用いない。

(4) 調査実施日
   平成22年4月20日(火)

(5) 調査内容
  ア 教科に関する調査(国語、算数・数学)
   ・  主として「知識」に関する問題     ・  主として「活用」に関する問題
  イ 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査
   ・  児童生徒に対する調査         ・  学校に対する調査 
(6) 調査を実施した学校・児童生徒数(公立)
  【小学校調査】   【中学校調査】
学校数(参加率) 児童数  学校数(参加率) 生徒数 
抽出  愛媛県   102校(30.7%)  3,774人  77校(54.6%) 6,546人 
 全 国  5,372校(25.2%)  264,193人  4,347校(43.1%)  421,281人
希望利用(※1)   愛媛県   183校(55.1%)  5,304人  50校(35.5%)  4,028人
 全 国  10,206校(47.9%)  約523,000人  3,592校(35.5%)  約364,000人
抽出+希望利用(※2)   愛媛県   285校(85.8%)  9,078人  127校(90.1%)  10,574人
 全 国  15,578校(73.1%)  約800,000人  7,939校(78.6%)  約825,000人
 全国の希望利用(※1)の児童生徒数、抽出+希望利用(※2)の児童生徒数は、国公私立を含む概数となっている。
 (7)本調査結果の解釈等に関する留意事項
  ア 本調査の結果については、児童生徒が身に付けるべき学力の特定の一部分であることや、学
   校における教育活動の一側面をとらえたデータであることに留意する必要がある。
  イ 本調査は抽出調査であることから、全国及び都道府県の平均正答率は、誤差を含めた数値の
   幅で示されている。したがって、誤差を含まない平均正答率の推計値(例:数値の幅の中間値)の
   みをもって、データの分析・検証等を行ったり、都道府県間の比較を行ったりすることは不適当で
   あることに留意する必要がある。
  ウ 個々の設問や領域等に着目して学習指導上の課題を把握・分析し、児童生徒一人一人の学
   習改善や学習意欲の向上につなげることが重要である。
  エ 児童生徒及び学校に対する質問紙調査の結果と教科に関する調査の結果との因果関係の状
   況を見るためにクロス集計を行っているが、データから読み取れる内容と実際の状況等をよく照
   らし合わせて分析し、総合的に判断する必要がある。
 
 2 調査結果の概要
 (1)教科に関する調査の結果
  ア 平均正答率から見た児童生徒の学習状況
  ○ 小学校、中学校とも全国の平均正答率の誤差を含めた範囲と、本県の範囲がほぼ重なって
   おり、全国とほぼ同水準の状況にある。
  ○ 全国と同様、本県においても「活用」に関する問題は、「知識」に関する問題より平均正答率が
   低く、引き続き、基礎的・基本的な知識・技能の習得と併せて、それらを活用する力を養う必要が
   ある。
  <小学校調査について>
  【国語】                          【算数】
   知識 活用 
 愛媛県  82.1〜83.7 76.4〜78.5 
 全 国  83.2〜83.5 77.7〜78.0 
   知識 活用 
 愛媛県  72.3〜74.3 47.3〜49.6
 全 国  74.0〜74.4 49.1〜49.5 
  <中学校調査について> 
  【国語】                          【数学】
   知識 活用 
 愛媛県  74.5〜76.0 63.9.〜65.7 
 全 国  75.0〜75.2 65.1〜65.5 
   知識 活用 
 愛媛県 64.7〜66.7 43.3〜45.7 
 全 国  64.4〜64.8 43.1〜43.5 
  イ 観点別に見た児童生徒の学習状況
    〔観点別学習状況の概要〕
  ○ 国語においては、小学校、中学校調査の全観点で、平均正答率が全国とほぼ同水準にある。
  ○ 算数・数学においては、小学校調査の「数学的な考え方」の観点の平均正答率が全国を下
   回っており、課題がある。一方、中学校調査では、いずれの観点もほぼ全国を上回っている。

  【判断基準】
   抽出調査となったため、平成22年度の観点別平均正答率は、平均正答率の95%の信頼区間
  として幅のある数値で示している。全国の平均正答率の信頼区間と比較し、県が下回っている観
  点を「課題がある」とした。
<小学校調査の結果>
 国語  平均正答率(%) 
 愛媛県 全 国 
国語への関心・意欲・態度  75.6〜77.6 76.6〜77.0
話す・聞く能力  75.6〜77.6 76.8〜77.2
書く能力  78.0〜80.0 79.5〜79.9
読む能力  72.5〜74.5 73.4〜73.8
言語についての知識・理解・技能  83.2〜85.2 84.5〜84.9
※「算数・数学への関心・意欲・態度」の評価問題は出題されていない。
 算数  平均正答率(%) 
 愛媛県 全 国 
算数への関心・意欲・態度
数学的な考え方  37.9〜39.9 40.2〜40.6
数量や図形についての表現・処理  80.3〜82.3 81.4〜81.8
数量や図形についての知識・理解  63.1〜65.1 64.7〜65.1

<中学校調査の結果>
 国語  平均正答率(%) 
 愛媛県 全 国 
国語への関心・意欲・態度  52.7〜54.7 52.8〜53.2
話す・聞く能力  68.5〜70.5 68.3〜68.7
書く能力  65.4〜67.4 66.1〜66.5
読む能力  70.6〜72.6 71.6〜72.0
言語についての知識・理解・技能  74.7〜76.7 75.6〜76.0
 数学  平均正答率(%) 
 愛媛県 全 国 
算数への関心・意欲・態度
数学的な考え方  41.0〜43.0 40.8〜41.2
数量や図形についての表現・処理  66.8〜68.8 66.2〜66.6
数量や図形についての知識・理解  63.3〜65.3 63.1〜63.5
 
(2)生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査の結果
  ア 児童生徒質問紙調査の結果
  ○ 自分にはよいところがあると思っている児童生徒や、宿題や学校のきまり・規則など、決めら
   れたことにまじめに取り組むことのできる児童生徒の割合が全国に比べて高い。
  ○ 普段の授業で自分の考えを発表したり、調べる活動に取り組んだりする機会が多いと感じて
   いる児童生徒の割合は、全国との比較においても、経年比較においても高い傾向があり、授業
   改善に向けた取組が進んでいると見ることができる。
  ○  テストで間違えたところを後で勉強している児童生徒の割合は、中学校は全国に比べて高い
   が、小学校は全国に比べて低い。
  ○  朝食を毎日食べている児童生徒の割合は、小学校は全国に比べて低く、中学校は全国とよ
   く似た傾向となっているが、経年比較においてはいずれも改善傾向が見られる。また、早寝早起
   きをしている児童生徒の割合は、全国に比べて高い。
  ○ 家庭学習や読書をする時間は、全国に比べてやや短く、依然として課題がある。また、1日に
   3時間以上テレビやビデオ・DVDを見たり聞いたりする児童生徒の割合は、全国と比べると視聴
   時間は少なくなっているものの、小学校が約42%、中学校が約36%となっている。
 児童生徒質問紙調査結果の概要 小学校(PDF:620KB)
中学校(PDF:652KB)
 学習について
 【質問】:家で学校の宿題をしていますか。
          <小学校調査の結果>(%)                      <中学校調査の結果>(%)
 【質問】:学校の授業時間以外に、普段(月〜金曜日)、1日どれくらいの時間、勉強をしますか。
              <小学校調査の結果>(%)                   <中学校調査の結果>(%)
 
  イ 各教科に関する調査の結果との関係について
   ○ 次に示すような、基本的な学習習慣、生活習慣や規範意識が身に付いている児童生徒の方
    が、平均正答率が高い傾向が見られる。
    ・ 家で学校の宿題をしたり、テストで間違えた問題について復習したりしている児童生徒
    ・ 授業で自分の考えを発表したり、ノートを丁寧に書いたりしている児童生徒
    ・ 新聞やテレビのニュースなどに関心がある児童生徒
    ・ 朝食を毎日食べたり、学校に持っていくものを確かめたりしている児童生徒
    ・ 家の人と学校での出来事について話をしている児童生徒
    ・ 学校のきまりや規則、友だちとの約束を守っている児童生徒
    ・ 人の気持ちが分かる人間や、人の役に立つ人間になりたいと思っている児童生徒  など
  ○ 平成19年度以降、学力と学習習慣、生活習慣、規範意識との相関関係が高いという傾向が続
   いているため、今後更に家庭や地域との連携を深め、基本的な学習習慣や生活習慣の確立等
   に取り組む必要がある。
 生活習慣や規範意識について
【質問】:学校に持っていくものを、前日か、その日の朝に確かめていますか。
         <小学校調査の結果>(%)                     <中学校調査の結果>(%)
 
  ウ 学校質問紙調査の結果
  ○ 平成21年度調査の自校の結果を学校全体で活用した学校の割合は、全国に比べて小学校で
   は約10ポイント、中学校では約12ポイント高くなっている。
  ○ 本やインターネットなどを使った資料の調べ方が身に付くよう指導したり、児童生徒の発言や
   活動の時間を確保したりしている学校の割合は、全国に比べて高く、授業の工夫改善が図られ
   ている。
  ○ 家庭学習については、調べたり文章を書いたりする宿題を出している学校や、家庭での学習
   方法を具体的に指導している学校の割合が、全国に比べて高くなっている。
  ○ 授業中に私語をしない、話をしている人の方を向いて聞く、聞く人の方を向いて話すなど、学
   習規律の維持を徹底している学校の割合は、全国に比べて高くなっている。また、学校の教育
   目標やその達成に向けた方策について、全教職員の間で共有し、積極的に取り組んでいるい
   る学校の割合も、全国に比べて高くなっている。
  ○ 学校質問紙と教科についての相関関係を見ると、学習規律を維持している学校、全教職員で
   共通実践をしている学校の方が、平均正答率が高い傾向が見られることから、今後も学習規律
   の維持・向上、学校組織マネジメントなど学校経営の充実を図る必要がある。
 学習規律について
【質問】:学習規律(私語をしない。話をしている人の方を向いて聞く、聞き手に向かって話をするなど)
     の維持を徹底していますか。
             <小学校調査の結果>(%)                    <中学校調査の結果>(%)
   
 

 

 県教育委員会では、平成22年度全国学力・学習状況調査結果を各校での指導改善に生かすことが
できるよう、「エクセル整理票」を作成しました。次の手順で活用してください。

 @  各小中学校で採点する。
 A  エクセル整理表「データ入力シート」に入力し、保存する。
 B  エクセル整理表「学校用分析ソフト」を活用し、個人票を作成する。
 C  エクセル整理票「学校質問紙入力シート」は、必要に応じて活用する。

 ※ 次の文字の部分をクリックすると、ダウンロードすることができます。
 
 
 正答例   小学校用
 解答類型 小学校用
国語A  国語B 算数A 算数B
正答例   中学校用 
解答類型 中学校用 
国語A  国語B 数学A  数学B
エクセル整理票「データ入力シート」入力ガイド(PDF:14kB) 
エクセル整理票 小学校用
データ入力シート(Excel:1,241KB)
エクセル整理票 中学校用
データ入力シート(Excel:1,254KB)
エクセル整理票「学校用分析ソフト」操作ガイド(PDF:14kB) 
エクセル整理票 小学校用
学校用分析ソフト(Excel:8,310KB)
エクセル整理票 中学校用
学校用分析ソフト(Excel:11,505KB)
 エクセル整理票 小学校用
学校質問紙入力シート(Excel:110KB)
エクセル整理票 中学校用
学校質問紙入力シート(Excel:110KB) 
 
 平成22年度全国学力・学習状況調査結果については、次の文部科学省や国立教育政策研究所の
ホームページを参考にしてください。
平成22年度全国学力・学習状況調査の実施状況について
平成22年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について

義務教育課のトップページへ   BACK