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平成２８年度 「えひめ教育の日」推進大会 日時：平成２８年１０月３０日 |
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平成２８年度「えひめ教育の日」推進大会並びに推進フェスティバルの御盛会、誠におめでとうございます。 推進会議の皆様方には、日頃より、「えひめ教育の日」の普及・定着はもとより、本県教育の振興・発展に格別の御尽力を賜り、厚くお礼を申し上げますとともに、本大会を共催いただいております一般社団法人えひめ若年人材育成推進機構の皆様方、そして開催地の西条市教育委員会並びに学校関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 さて、本県では、昨年、「愛媛県教育振興に関する大綱」を策定し、知・徳・体のバランスがとれ、たくましく生きる力を子どもたちが身に付けられるよう「未来を拓く子どもたちの育成」を振興方針のひとつに掲げ、関係者一丸となって各種施策を推進しております。 一つ目の「知」の確かな学力の定着向上につきましては、先月、文部科学省が結果を公表した全国学力・学習状況調査で、公立の小中学校ともに全国６位、総合５位という好結果となりましたほか、本県の小中学生は、粘り強く学習に取り組もうとする態度が育っていることも分かり、学力向上５か年計画の成果が着実に表れているところです。 二つ目の「徳」の豊かな心、三つ目の「体」の健やかな体につきましては、近年の地域社会における人間関係の希薄化や少子化等の影響が懸念される中、子どもたちの倫理観や社会性、規範意識の向上を図りながら、外で遊んだりスポーツや地域の文化を楽しんだりするための時間や場所、仲間とのつながりを確保することが求められていますが、家庭や地域、学校が連携し、次代を担う子どもたちの健全育成のため、ボランティア活動や体験活動、また、えひめ愛顔のジュニアアスリート発掘事業など様々な取組みにお力添えをいただいておりますことは、大変心強く存じております。 本日は、地元の小・中・高校生による学習発表や伝統芸能の披露等が行われるほか、明治大学文学部教授の諸富祥彦さんから、「ふれあいが心を育てる」と題した記念講演が行われることとなっており、人と人とのふれあいが、子どもの心の健全育成にとっていかに大切であるかなどについて、とても参考になるお話がいただけるものと思っております。 本日の推進大会やフェスティバルが実り多いものとなり、改めて県民一人ひとりが子どもたちの教育について考え行動するきっかけとなって、「えひめ教育の日」が更に県内に普及・定着していくことを願っております。 ところで、３月２６日から開催しております「えひめいやしの南予博２０１６」も、１１月２０日の閉幕まで残すところわずかとなってまいりましたが、まだまだ各地で魅力的な催しが目白押しとなっております。ぜひ、南予を観光していただき、「いやしのふるさと」南予の美しい自然や温かな人情などの魅力を多くの人に感じていただければ思いますので、この場をお借りしまして、よろしくお願い申し上げます。 結びに、推進会議の益々の御発展と、御出席の皆様方の御健勝・御多幸を心からお祈り申し上げ、お祝いの御挨拶とさせていただきます。 平成２８年１０月３０日 愛媛県教育委員会教育長 井上 正 |