明石寺本堂(めいせきじほんどう)

  明治23(1890)年頃建築。山の斜面に位置する境内最上段に、南向きで正面5間、側面5間の入母屋造(※1)、桟瓦葺(※2)の本 堂が建つ。正面部分に1間幅の向拝(※3)を取り付け、唐破風屋根は桧皮葺である。向拝の随所に施された彫刻が目を引く。
 

   ※1 上部は切妻屋根の2方向勾配、下部は寄棟屋根の4方向勾配の屋根
   ※2 波形断面の桟瓦で屋根を葺くこと
   ※3 屋根を正面の階段上に張り出した部分。参拝者の礼拝する所。



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