佐田岬灯台(さだみさきとうだい)

 

大正7年(1918)初灯、昭和16年(1941)付属舎増築。瀬戸内海国立公園内の日本一細長い佐田岬半島の先端で四国の最西端に建ち現に稼働している。鉄筋コンクリート造で、高さ18mの灯塔は八角形平面、灯室は円形平面とし、鋼製灯籠を置き、方形の付属舎が付く。灯室の手摺りや出入り口の庇に幾何学的な意匠を用いる。初期の鉄筋コンクリート造灯台の形式をよく残しており、国土の歴史的景観に寄与している。




  


 


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