平成25年度 「えひめ教育の日」推進大会 日時:平成25年11月1日 |
平成25年度「えひめ教育の日」推進大会が、このように盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。 また、推進会議の皆様方には、「えひめ教育の日」の普及・定着はもとより、本県の教育行政の推進に多大の御尽力を賜りますとともに、本大会を共催いただいた一般社団法人えひめ若年人材育成推進機構の皆様方には、若者のキャリア教育や就職支援に格別のお力添えをいただいており、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。 さて、今年は、富士山の世界遺産登録に続いて、56年ぶりとなる東京オリンピックの開催決定など、東日本大震災からの復興や経済再生に取り組む我が国を元気づける大変喜ばしい出来事がございました。 愛媛の子どもたちにつきましても、スポーツ祭東京2013において、ボート舵手付きクォドルプル少年女子で高校生選抜チームが優勝、ライフル射撃少年女子で伊予農業高校の篠浦玲子選手が優勝いたしました。また、全国高等学校総合体育大会では、ソフトボールで松山工業高校が優勝、全国自作視聴覚教材コンクール高校部門では、今治西高校が最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞するなど、様々な分野で目覚ましい活躍がみられました。 一方、教育を取り巻く現状は、少子高齢化やグローバル化の進展、地域社会や家族の在り方の変容などにより、社会の活力低下や個人の孤立化、規範意識の低下などの課題が一層顕在化しており、これら課題の解決を図るためには、行政や学校だけでなく、保護者や地域の皆様の参画のもと、社会総がかりで子どもたちを見守り、育む環境を整備することが不可欠であります。 このような中、推進会議におかれましては、県民総ぐるみによる教育の推進を目指し、去る10月27日には、東温市の坊っちゃん劇場で、地元小中高校生等の参加のもと、推進フェスティバルを開催されましたほか、11月中には県内各地で関連行事を集中的に実施いただくこととなっておりまして、「えひめ教育の日」が県民運動として着実に定着しつつあることを、大変心強く存じております。 本日は、人材活性プロデューサーで、元吉本興業プロデューサーの大谷由里子さんにより、「ココロの元気」の作り方と題して記念講演が行われるとお伺いしており、社会を生き抜く力を育んでいく上で大きな示唆をいただけるものと楽しみにしております。どうか、本日の「えひめ教育の日」を契機として、さらに、家庭や地域、企業など県民総ぐるみの教育を推進するため、一層の御支援、御協力を賜わりますようお願い申し上げますとともに、御出席の皆様方の御健勝、御活躍を心から祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。 平成25年11月1日 愛媛県教育委員会教育長 仙波 骼O |