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愛媛県 学校における働き方改革通信 Vol.1


愛媛県 学校における働き方改革通信 Vol.1

 学校現場を取り巻く環境が複雑化・多様化し、学校に求められる役割が拡大する中、教員の長時間労働の現状が明らかになっています。
 「将来を担う子どもたちによりよい教育を実践する」ため、愛媛県教育委員会及び各県立学校において、『まじめに』働き方改革に取り組んでいる様子をお伝えしたいと、この度、新規連載をスタートしました。
 ぜひご一読いただき、本県の学校における働き方改革につきまして、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
 

 
 1.現状  
 教員の長時間勤務が深刻な状況となっており、本県でも、小学校の約4割、中学校の約7割、高校の約6割の教諭が、週60時間以上(※)勤務しているという状況が明らかになっています。
 (※)過労死ラインと言われる時間外勤務月80時間相当
 ≪平成30年11月抽出調査(小中学校:各市町教育委員会実施、県立学校:県教育委員会実施)≫

 
 <1週間(7日間の合計)当たりの学内勤務時間が60時間を超える教諭の割合>

 元データはこちら(PDF:476KB)
 

 
 2.国の動き  
 ☆これまで学校・教師が担ってきた代表的な業務の在り方に関する考え方を整理  元データはこちら(エクセル:13KB)
 
 ☆公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインを策定(H31.1.25)
 「学校における働き方改革」の総合的な方策の一環として策定されたもので、時間外勤務の上限を、『原則月45時間以内』と定めたものです。


 
 3.県の動き  
 毎年度、業務改善計画を策定し、校務事務等をサポートする「スクール・サポート・スタッフ」や、部活動指導を支援する「部活動指導員」などの人材配置、ICTの活用による業務効率化のため、校務支援システムを導入するなど、学校における働き方改革を推進する取組を進めているところです。
 昨年度の取組やその成果につきましては、県HP・県教委HPをご覧ください。
 (リンク)  https://www.pref.ehime.jp/k70200/gyoumukaizen.html
        https://ehime-c.esnet.ed.jp/
 
 4.今月号のピックアップ  
 毎号、その時期の特徴的な取組、新たな取組等をピックアップしてお知らせします。今回は、『県立学校の学校閉庁日』について、お伝えします。
 
 学校における働き方改革の一環として、県立学校において、新たに取り組むものです。
 昨年度の取組やその成果につきましては、県HP・県教委HPをご覧ください。
 【期間】
  夏季休業中:令和元年8月10日~8月16日の期間を中心に、連続する2日以上
  ※各学校の閉庁日については、当該校にお問い合わせください。
 【実施内容】
  補習や部活動、卒業証明書の発行業務等の対外業務について、原則として実施しません。
  卒業証明等の発行業務など、学校に用事がある場合は、時間に余裕をもって申請を
  お願いします。
 【緊急時の連絡】
  学校が指定する連絡先か、県教育委員会高校教育課にお願いします。
  089-912-2952(高校教育課教職員係)

 
 5.各課室からのリレーエッセイ