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平成23年度「えひめ教育の日」推進大会 |
「えひめ教育の日」が制定4年目を迎え、制定の趣旨を再確認し、県民への普及・啓発活動の一層の活性化を図るため、「えひめ教育の日」推進大会が開催されました。
大会では、教育関係者、一般県民など、約300名の参加の下、「えひめ教育の日」推進会議の田鍋会長によるあいさつ並びに来賓祝辞の後、「えひめ教育の日」関連写真の最優秀作品、県教委が行った教育月間関連事業「親子のふれあい・つながり」のポスター・作文・エッセイの最優秀作品に対する表彰式が行われました。
そして、今後のさらなる取組の活性化に向けて、「『えひめ教育の日』推進宣言」が行われました。
このほか、記念講演では、三村隆男(みむら たかお)氏をお招きし、「キャリア教育は地域を変える」と題してご講演いただき、参加者それぞれが教育について考えました。
○主催
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「えひめ教育の日」推進会議 |
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えひめ若年人材育成推進機構(ジョブカフェ愛work運営団体) |
○後援 愛媛県
○日時 平成23年11月1日 火曜日 13時から15時
○場所 エスポワール愛媛文教会館
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【開催内容】
○開会式
○あいさつ
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「えひめ教育の日」推進会議田鍋修会長によるあいさつ |
○来賓祝辞 |
○来賓祝辞 |
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愛媛県議会議長祝辞
(代読:徳永文教警察委員長) |
愛媛県教育委員会 藤岡教育長
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○「えひめ教育の日」関連写真表彰式 |
○ポスター・作文・エッセイコンクール表彰式 |
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○推進宣言 |
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重見副会長による推進宣言 |
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○記念講演
・講師 三村隆男氏
・演題 「キャリア教育は地域を変える」
「子どもたちに働くことや職業の意味を学ばせ、自らの力で生きる能力を身に付けさせることが必要である」、「キャリア教育は小学校から始める必要がある」、「子どもたちの勤労観・職業観を育てるためには、5日以上の職場体験学習を実施することは有効であり、実施率が低い愛媛でももっと増やすべき」などの貴重な提言をいただきました。
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平成23年度「えひめ教育の日」推進フェスティバル
~みんなで育てる 教育の芽~ |
「えひめ教育の日」が制定4年目を迎え、県民に対する「えひめ教育の日」「えひめ教育月間」の一層の普及・浸透を図り、家庭や地域における教育に関する取組の活性化を図るため、NPO法人等の協力を得て、エミフルMASAKIにおいて「えひめ教育の日」推進フェスティバルが開催されました。
推進フェスティバルに先立って、「えひめ教育の日」の関連事業として、「NPO青少年育成夢Cube」により「ダブルダッチ」が披露された後、たくさんの子どもたちが飛び入り参加してくれました。
開会式では、愛媛県高等学校教育研究会の仲田会長による開会宣言、「えひめ教育の日」推進会議の田鍋会長によるあいさつが行われました。会場には、愛媛マンダリンパイレーツの近藤外野手、篠原投手、川添捕手、山内内野手の4名に駆け付けていただきました。
また、松山青果㈱と財団法人愛媛県教育会が提携して、売上金の一部を県内の教育施設の図書購入、読書環境の整備に役立てるために企画した「愛のあるバナナ」が紹介されました。
続いて行われたイベントでは、最初に「えひめ科学ゆめ塾・研究所」の加藤隆弘先生による「おもしろ科学実験ショ―」が行われました。段ボールの箱を使った空気砲や、風車で付く電気など、目の前で繰り広げられる不思議な現象に、集まった子どもたちは興味津々、大人の目も釘付けでした。
次に県内の東・中・南予の高校7校の生徒さんたち総勢34人によるクラリネットアンサンブルが行われました。美しい音色に、観客の皆さんだけでなく、通行客の方たちも、思わず足をとめて聞き惚れていました。
そして、新田高校のダンス同好会の生徒さんたちによるヒップホップダンスが行われ、高校生がリズムにのったクールなダンスを展開してくれました。
さらに、今年で結成15周年を迎える「ひがしコーラス」により、「上を向いて歩こう」やドラマ「坂の上の雲」のテーマ曲など6曲が美しい歌声によって披露されました。
最後に、フェスティバルに駆け付けてくれた、愛媛マンダリンパイレーツの近藤キャプテンほか、選手4人によるあいさつが行われました。
○主催 「えひめ教育の日」推進会議
○日時 平成23年10月30日 日曜日
○場所 エミフルMASAKI グリーンコート
(ダブルダッチはフローラルコート)
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○開会式
仲田監事による開会宣言 |
田鍋会長による開会のあいさつ |
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マスコットキャラクター
左から「Q之助」、「カハクン」 |
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○啓発イベント
おもしろ科学実験ショー(えひめ科学塾・研究所)
県内東中南予の高校生34名(愛媛県高等学校文化連盟)によるクラリネットアンサンブル
新田高校ダンス同好会によるヒップホップダンス
ひがしコーラス
学校やPTAの活動の様子などを撮影した写真展
NPO法人青少年育成夢Cubeによるダブルダッチ入門体験講習会
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平成20年1月に示された中央教育審議会答申では、「教育内容に関する主な改善事項」において、「言語活動の充実」に続く2番目に「理数教育の充実」が示されました。これを受け、新しい学習指導要領では、観察、実験や自然体験、科学的な体験を一層重視する内容で改善が図られています。
県教育委員会では、「理数教育の充実」に向けて、小学校に理科支援員を配置する「理科支援員等配置事業」に加え、希望する小・中学校に対し、理科に卓越した講師を学校に派遣して出前授業を行う「『ときめきサイエンス教室』開催事業」を、今年度新たに実施しています。
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1 「ときめきサイエンス教室」開催事業とは |
《事業の概要》
理科の学習では、自然の美しさや不思議さ、おもしろさなどを、実感を通して学んでいくことが大切です。そこで、理科に卓越した外部人材をゲストティーチャーとして授業に招き、小・中学校の学校現場では準備が難しい珍しい教材や教具を用いて、驚きや知的好奇心を誘発し、児童生徒の自然科学に対する興味・関心を高めたり、自然を愛する心情を育てたりすることを目的としています。
また、発展的な内容の授業を通して、探究的な学習を創造することで、理科の授業が充実していくことが期待されます。
《講師の内訳》
講師には63の個人・団体が登録されており、そのうち今年度は、51の個人・団体から県内43の学校(小学校42校、中学校1校)に講師が出向いて授業を行うこととなっています。登録されている講師の内訳は、次のとおりです。 |
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2 「ときめきサイエンス教室」開催事業のイメージ |
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3 出前授業のようす |
今年度、これまで実施してきた出前授業の様子を紹介します。
(★は、授業の概要、◎は、担当教師の感想)
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4 成果と今後の取組 |
《成果》
学校からの実施報告書によると、「児童が目を輝かせていた。」「楽しく学習し、学習への意欲がさらに高まった。」などの感想に加え、「講師の指導技術が大変参考になった。」という教師の指導力向上に関わる感想も寄せられています。10月末の段階で報告を受けている、39回分の出前授業に対する学校の満足度は次の通りであり、学校現場からは大変好評を得ていることが伺えます。
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《今後の取組》
講師の方からは、「子どもと関わることができることがうれしい。」「理科好きの子どもを増やすためなら、お手伝いさせていただきたい。」など、大変前向きな言葉をいただいており、有難い限りです。
愛媛の理科教育の充実に向けて、協力いただける講師の方を学校に紹介し、学校がゲストティーチャーとして活用できる体制を、今後も継続していきたいと考えています。
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