学校現場を取り巻く環境が複雑化・多様化し、学校に求められる役割が拡大する中、教員の長時間労働の現状が明らかになっています。
「将来を担う子どもたちによりよい教育を実践する」ため、愛媛県教育委員会及び各県立学校において、『まじめに』働き方改革に取り組んでいる様子をお伝えします。
ぜひご一読いただき、本県の学校における働き方改革につきまして、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
今年度は、本県の学校における働き方改革について実効性のある取組を推進するため、5月に、県教育委員会事務局内に「愛媛県学校における働き方改革推進本部」を立ち上げ、関係課、各学校において取組を実行してまいりました。具体的には、スクール・サポート・スタッフや部活動指導員等の専門スタッフを拡充しながら、
| 4月 | 全県立学校で、生徒の情報の一元管理や指導要録の作成などを行う「統合型校務支援システム」が稼働 |
| 7月 | 県立学校全教職員を対象にテレワーク制度を導入 |
| 10月 | 教育関係10団体による働き方改革推進共同宣言の実施 |
| 11月 | 県立学校全教職員を対象に働き方改革に関する意識調査を実施 |
などに取り組みました。今後も、随時取組を進めてまいります。詳細は以下のページをご覧ください。
・学校における働き方改革取組の成果について
| 〇 | スクール・サポート・スタッフや部活動指導員等の専門スタッフの拡充 |
| 〇 | 大学生等の放課後学習ボランティアの配置 |
| 〇 | 教員の研修申込みのWeb化、オンライン研修の導入 |
| 〇 | 勤務時間管理の徹底 |
| 〇 | 県立学校における働き方改革推進月間の設定 |
| 〇 | 県立学校教職員を対象とした意識調査の実施 |
そして、学校現場で教育に携わる誰もが、ワーク・ライフ・バランスを実現し、日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を行うことができるよう、また、子どもたちが、プロフェッショナルとしての誇りややりがいを持ち、生き生きと働く魅力的な教職員に囲まれて、伸びやかに学ぶことができるよう、取組を進めてまいりますので、引き続き、各学校の取組について、御理解・御協力いただきますようよろしくお願いします。