教育広報えひめ No.217
(令和6年度9月号)
魚島さざなみ留学
令和6年度に5名の新メンバーが加わり、7名の児童生徒が離島留学生として寮生活を送りながら魚島小・中学校に通っています。離島留学生の学校生活や寮生活は多くの地域の方々に支えられて成り立っています。「稚魚放流体験」は、愛媛県漁業協同組合魚島支部の方々の協力で行われ、約1万匹のヒラメの放流を体験することができました。地域の方々の温かさや魚島の豊かな自然の中で日々成長を続けています。
開校記念式典
第65回開校記念式典が、大洲北中学校と合同で大洲市総合体育館にて開催されました。昭和35年、大洲中学校の生徒数の増加により分かれた大洲南中学校と大洲北中学校の2校は、同じ校歌・校訓の下、兄弟校として親睦を深め、切磋琢磨しながら互いに高め合ってきました。式典後には、それぞれの学校でリーダーを中心に振り付けや声出しの練習を重ね、全校生徒で作り上げたエールを披露し合いました。工夫を凝らしたエール交換を一目見ようと、多くの保護者、地域の方々が会場に足を運ばれていました。
あぜ道ライトアップ
「南いよ風景かいどう」の「蛍の畦道ライトアップ」イベントが松野町目黒地区の旧松野南小学校で行われました。5年生が大洲河川国道事務所や目黒の里ホタル愛好会の方々と灯籠づくりを行い、「点灯式」に参加しました。児童は、このイベントや継続的に取り組んできた蛍を育てたり、調べたりする学習を通じて、目黒地区の豊かな自然を守りたいという思いをもち、環境保全活動に対する意識を高めることができました。
ソーシャルチャレンジfor High School事業
地域の課題解決を図る体験的な活動を通して、地域社会で主体的に活動できる人材の育成を目指す「ソーシャルチャレンジ for High School事業」の一環として、丹原高校では、周桑商工青年会の方々と共に、「丹原七夕夜市プロジェクト」を実施しました。丹高生約200人が参加し、多数の児童や家族連れが訪れて、大盛況のイベントとなりました。40余りの屋台のうち11店舗を丹高生が担当し、人と交わりながら、企画を成功させる楽しさを知る貴重な経験ができました。「ソーシャルチャレンジ for High School事業」についてさらに詳しく知りたい方は、教育広報えひめ(No.216)を御覧ください。